こんにちは、ケンティーです。
今回は、米国連続増配銘柄の代表格でもあるP&Gの魅力について紹介していきます!!
会社概要
プロクター&ギャンブルは世界最大の生活必需品メーカーで、日本ではP&G(ピーアンドジー)と呼ばれています。
主な商品はアリエールやジョイなどのホームケア用品を始め、パンテーンやH&Sなどのヘアケア用品といったブランド製品を取り扱っており、日本でも馴染み深いものが多くあります。
プロクター&ギャンブルの基本データとしては、
- 株価:143.50ドル
- 配当金:3.47ドル
- 配当利回り:2.52%
- 配当性向:56%
- 連続増配:65年
- 配当権利確定月:1.4.7.10月
- 配当金支払い月:2.5.8.11月
となっています。
米国株の連続増配年数ランキングを確認してみると、1位の連続増配66年 アメリカン・ステイツ・ウォーター(AWR)に次いで2番目に増配している超優良銘柄になります。
日本の企業で最も連続増配している銘柄は花王(4452)になりますが、連続増配は32年となっています。
32年でも十分すごいですが、P&Gはその倍の65年ということで、凄まじい記録であることが分かります。
株主還元意識が非常に高く、インカムゲイン重視で安定して投資を行いたいと思っている投資家にとっては減配の可能性が低い魅力的な銘柄かと思います。
そんなP&Gの基本データの中でも、株価・配当金・増配率の3項目についてくわしく確認していきましょう。
株価
プロクター&ギャンブルの株価推移を確認してみましょう。
10年間のチャートを見てみると、緩やかに右肩上がりに上昇していることが分かります。
生活必需品セクターになりますので、大幅な株価の成長は見込めませんが、10年間でも約2倍に株価が上昇しながら、安定した配当金を4半期月毎にもらえるというのは非常に魅力的ではないでしょうか?
配当金と増配率
続いて配当金と増配率について確認していきましょう。
2015年度からの年間配当金グラフを確認してみると、順調に増配していることが分かります。
2021年に関してはあくまで予想の数値となりますが、過去のデータを遡ると毎年2Q 5月のタイミングで毎回増配を行っており、3Q,4Qに関しては維持している傾向にある為、今年も予想通り年間配当金は3.4001ドルになると予想しています。
また、増配率を確認してみると、2019年度から上昇傾向になり、2021年度に関しては増配率10%と二桁の大台に乗せており、今後の増配率にも期待したいところですね。
現在の配当性向も56%ですので、まだまだ増配の余地があり、改めて魅力的な銘柄だと感じます。
まとめ
今回はP&Gの銘柄分析ということで、株価やチャート、配当金の推移を確認していきました。
株価は緩やかではありますが、上昇傾向にあり、10年間で約2倍になっていながら、配当金も65年の連続増配、2021年度に関しては増配率が10%の大台に乗るなど魅力的な点がたくさんあります。
また、配当性向も56%でまだまだ増配余力があることから今後も安定して配当金をもらえる企業の1つだと思います。
初めて米国株に投資する方でも、P&G(ピーアンドジー)と聞くと馴染のある銘柄になるかと思いますし、魅力的な要素がたくさんあるので、初めの投資先として検討を行うにはおすすめの銘柄となっています。
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