こんにちは、ケンティーです。
米国株セクター別おすすめ銘柄紹介!!
米国株には11のセクターが存在し、どのような銘柄もこの中のどれかに分類されます。セクターとは、企業の業種で銘柄を分類したグループの事で、同じセクターの銘柄は同じような値動きをする傾向にあります。
それでは早速どのようなセクターがあるのか確認していきましょう!
米国株セクター分類
- エネルギー:景気敏感銘柄
- 素材:景気敏感銘柄
- 資本財・サービス:景気敏感銘柄
- 一般消費財・サービス:景気敏感銘柄
- 生活必需品:ディフェンシブ銘柄
- ヘルスケア:ディフェンシブ銘柄
- 公益:ディフェンシブ銘柄
- 情報技術:景気敏感銘柄
- コミュニケーション・サービス:景気敏感銘柄
- 金融:景気敏感銘柄
- 不動産:景気敏感銘柄
このように、米国株は11のセクターに分かれています。
この内、ディフェンシブ銘柄である生活必需品・ヘルスケア・公益の3セクターに関しては、あまり景気に左右されない為、大幅な株価の上昇には期待できないものの、安定したパフォーマンスを期待できる銘柄となっています。
その他の8セクターは景気に敏感なセクターであるため、株価が上下しやすい傾向にあります。
セクター別おすすめ銘柄リスト
続いて、各セクター別の紹介とおすすめできる銘柄を発表していきます。
エネルギー
エクソンモービル(XOM)
米国最大手のエネルギー会社で、原油や天然ガスの探鉱と生産のほか、石油製品の製造や原油・天然ガスの輸送といったエネルギー関連事業を手掛けている。
- 株価:55.57ドル
- 配当利回り:6.26%
- 年間配当額:3.48ドル
- 連続増配:38年
素材
ダウ(DOW)
機能性・基礎科学品の米国大手メーカーで、世界的に製造拠点と販売網を展開する。製品は、家電や農業、自動車、医薬品、化粧品、食品等の業界に、約6000に商品を提供している。
- 株価:62.11ドル
- 配当利回り:4.38%
- 年間配当額:2.8ドル
- 連続増配:0年
資本財・サービス
スリーエム(MMM)
米国の化学・電気素材メーカーで、産業や生活、ヘルスケア分野の事業を展開している。粘着テープやポストイット等を家庭向け製品として展開。
- 株価:202.2ドル
- 配当利回り:2.95%
- 年間配当額:5.92ドル
- 連続増配:62年
一般消費財
ナイキ(NIKE)
米国の大手スポーツメーカーで、ランニング、サッカー等、各種スポーツ用品を展開。また、コンバースやアンブロのブランド名でカジュアルウェア、スポーツウェアを展開している。
- 株価:130.19ドル
- 配当利回り:0.85%
- 年間配当額:1.1ドル
- 連続増配:19年
生活必需品
プロクター&ギャンブル(PG)
食品や日用品等を取り扱っているセクターで、景気に左右されにくい業種です。高配当利回りで連続増配を続けている銘柄も多く、配当収入(インカムゲイン)狙いにはもってこいの銘柄となっています。
- 株価:137.75ドル
- 配当利回り:2.3%
-
年間配当額:3.162
- 連続増配:64年
ヘルスケア
アッヴィ(ABBV)
米国の研究開発型バイオ医薬品企業で、主にC型肝炎、神経学、腫瘍学及び女性の疾患等の分野における医薬品の開発に取り組む。主力製品はリウマチ性関節炎やヒュミラ等。
- 株価:110.05ドル
- 配当利回り:4.73%
- 年間配当額:5.2ドル
- 連続増配:49年
公益
サザン(SO)
公益事業の持株会社。子会社を通じて、電力事業を展開し、発電所の建設や買収、管理、電力卸売り事業を行う。また、南東部でデジタル無線通信サービスと光ファイバー回線の卸売り事業を展開している。
- 株価:65.33ドル
- 配当利回り:3.93%
- 年間配当額:2.56ドル
- 連続増配:18年
情報技術
IBM(IBM)
米国の大手IT企業。主にコンピューター関連製品とITコンサルティング事業を展開する。IT事業の外部委託やソリューションの提供、システムサーバーの販売等を手掛ける。
- 株価:142.43ドル
- 配当利回り:4.61%
- 年間配当額:6.52ドル
- 連続増配:25年
コミュニケーション・サービス
ベライゾンコミュニケーションズ(VZ)
大手通信サービス業者で、子会社のベライゾン ワイヤレスを通じて、全米でワイヤレス音声やメール、ブロードバンド、コンテンツ配信を提供。また、固定電話や、インターネット接続、データ通信といったサービスも提供している。
- 株価:57.3ドル
- 配当利回り:4.23%
- 年間配当額:2.46ドル
- 連続増配:15年
金融
バークシャーハザウェイ(BRK-B)
投資持株会社で米国内外で自動車保険、損害保険、生命保険、医療保険等のサービスを提供している。また、鉄道輸送や電気部品、食料卸売業といった多角経営を行っている。
- 株価:271.98ドル
- 配当利回り:0%
- 年間配当額:0ドル
- 連続増配:0年
不動産
サイモン・プロパティ・グループ(SPG)
自己管理・運用型の不動産投資信託会社で、地域ショッピングモールを中心に不動産の所有、開発、運営を手掛ける。
- 株価:116.92ドル
- 配当利回り:7.38%
- 年間配当額:8.4ドル
- 連続増配:10年
2020年度のセクター別パフォーマンス
- 情報技術:43.9%
- 一般消費財:33.3%
- 通信サービス:23.6%
- 素材:20.7%
- ヘルスケア:13.5%
- 資本財:11.1%
- 生活必需品:10.8%
- 公益:0.5%
- 金融:-1.7%
- 不動産:-2.2%
- エネルギー:-33.7%
2020年度だけのパフォーマンスをみると、情報技術が43.9%のダントツのプラスであることが分かります。
ディフェンシブセクターであるヘルスケア、生活必需品、公益は安定していますが、中でもヘルスケアは高パフォーマンスを出していることが分かりますね。
まとめ
今回は、各セクターの特徴とおすすめ銘柄を紹介させて頂きました。セクターによって特徴が全く異なる為、調べれば調べる程面白いですね。
2020年度は情報技術セクターが最も高いパフォーマンスを発揮していましたが、今年の結果は異なるかも知れません。
また、同一セクターは同じような値動きをする為、1つのセクターに絞るのではなく、様々なセクターに分散投資してリスクヘッジを行い、自分なりの資産運用を行っていきましょう。
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