こんにちは、ケンティーです。
今回は鉱山及び金属関係で有名なリオ・ティント(RIO)について紹介していきます。
リオ・ティントの基本データ
リオ・ティントは西オーストラリアのピルバラ地域にある16の鉱山のネットワーク、4つの独立した港湾ターミナル、1700キロメートルの鉄道ネットワークと関連インフラストラクチャを含む鉄鉱石資産の統合ポートフォリオを運営する会社になります。
銅事業セグメントは、銅、金、銀、モリブデン、その他の副産物の採掘と精製及びシマンドゥ鉄鉱石プロジェクトと一緒に探鉱活動を行っています。
また、鉱物事業セグメントでは、カナダの鉄鉱石会社とともに、ホウ酸塩、二酸化チタン原料などの製品を扱う事業とダイヤモンドの採掘、選別、マーケティングも行っています。
- 株価:76.47ドル(日本円:8411円 1ドル=110円換算)
- 配当利回り:10.2%
- 年間配当額:7.93ドル
- 権利確定月:4月 9月
- 連続増配:なし
- セクター:素材
株価チャート
続いて、株価チャートを確認していきましょう。
10年間の株価チャートを確認してみると2016年からは右肩上がりに上昇しており、コロナショックを契機に若干下落したものの、現在はそこからまた上昇しているチャートであることが分かりますね。
今回は特別配当も有り10.2%という企画外の配当を出していますが、通常時でも5%近くの高配当を継続的に還元していますので、高配当銘柄としては非常に魅力的な銘柄になります。
S&P500との比較
次に10年間のチャートで米国の代表指数であるS&P500と比較してみると、リオ・ティント(青グラフ)の方がアンダーパフォームしていることが分かりますが、あくまで配当金目的(インカムゲイン)の投資となりますので、株価の値上がり益よりも長期で保有し、配当金を重視した投資戦略の方にはおすすめの銘柄となります。
通期業績
次に通期業績を確認してみると、売上高予想は前期比+3.3%、営業益予想も+46.8%と全ての項目で安定した成長見込みであることが分かります。
2016年から見ても、売上高は毎年過去最高益を達成していますので、投資先の候補としては魅力的かと思います。
財務状況
財務状況を確認してみると、自己資本比率は53.3%とかなり高いことが分かります。
自己資本比率とは、企業の純資産に占める自己資本の割合を示した財務指標の事で、この割合が高いほど、財務の安全性が高い企業という事になります。
簡単にいうと、自己資本比率が高いほど、倒産しにくい会社となります。
一般的に30%を超えると倒産リスクが低いと言われていますので、財務状況は問題ありませんので安心して保有できる銘柄になりますね。
まとめ
今回は、リオ・ティント(RIO)について紹介させて頂きました。
10年間の株価は右肩上がりに成長しており、財務状況も安定している中で、配当利回りは10.2%という高配当ですので、インカムゲインを狙うには理想的な銘柄になるかと思いますので、購入の検討を行うのも良い銘柄だと思います。
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