こんにちは、ケンティーです。
今回はお食事優待券がもらえる株主優待の中でも、おすすめのうかい(7621)について紹介していきます。
うかいの基本データ
炭火焼料理のうかい鳥山や、鉄板料理のうかい亭、洋菓子店のアトリエうかい、箱根ガラスの森美術館等、飲食店だけでなく文化事業も運営し、幅広く事業展開している会社になります。
うかいは、東京都や神奈川県、奈良県に店舗を構えています。
- 株価:3100円
- 配当利回り:0%
- 優待利回り:5.81%
- 年間配当額:0円
- 権利確定月:9月
株主優待の内容は、うかいの各店舗で使用できる優待食事券もしくは、うかい特選牛の牛肉が年1回(9月)もらえます。(500株以上保有者からどちらか選択可能。)
- 100株以上保有 3000円相当のお食事優待券
- 300株以上保有 9000円相当のお食事優待券
- 500株以上保有 15000円相当のお食事優待券もしくは特選牛肉
- 1000株以上保有 30000円相当のお食事優待券もしくは特選牛肉
- 2000株以上保有 60000円相当のお食事優待券もしくは特選牛肉
また、もう1つの優待としまして、箱根ガラスの森で使用できる飲食付の入場招待券が5枚もらえます。
- 100株以上保有 飲食付の入場招待券を5枚
(1枚3000円相当の為、計15000円相当)
※飲食メニューはパスタセット、もしくはデザートセットから選択できます。
配当金はありませんので、優待利回りのみになりますが、5.81%と高利回りであることが分かります。
また、500株以上保有することで、うかい特選牛の牛肉も選択できるようになりますので、近くに店舗がない方でもおすすめの優待になりますね。
株価チャート
続いて、株価チャートを確認していきましょう。
10年間の株価チャートを確認してみると、コロナショックがあった2020年で少し下落したものの回復してからは、3000円台を推移しており株価が戻りきれていないことが分かります。
事業内容も分散されていますが、飲食、文化事業がメインになり回復にはもうしばらく時間がかかるかと思います。
しかし、現在はワクチンの普及も進んでいますので、今のうちに買いの検討をするのも有りではないでしょうか?
通期業績
次に通期業績を確認してみると、売上高以外の項目に関しては全てコロナの影響によりマイナスであることが分かります。
ただ、8月10日に行われた第一四半期の決算では、21年3月期第1四半期(4-6月)の経常損益(非連結)は4.5億円の赤字(前年同期は5.5億円の赤字)に赤字幅が縮小しており、直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-68.0%→-24.5%に急改善していることが分かりますね。
財務状況
財務状況を確認してみると、自己資本比率は24.0%とあまり良くないことが分かります。
自己資本比率とは、企業の純資産に占める自己資本の割合を示した財務指標の事で、この割合が高いほど、財務の安全性が高い企業という事になります。
簡単にいうと、自己資本比率が高いほど、倒産しにくい会社となります。
一般的に30%を超えると倒産リスクが低いと言われていますので、財務状況はあまり良くないと言えますね。
まとめ
今回は、うかい(7621)について紹介させて頂きました。
株主優待に関しては100株以上保有で、3000円相当のお食事優待券がもらえ、配当はありませんので、優待利回りのみになりますが利回り5.81%というのは非常に魅力的な優待銘柄だと思います。
自己資本比率に関しては24.0%と財務状況はやや心配ではありますが、業績も急改善しており赤字も大幅に縮小していることから、購入の検討をするのも良いのかなと思います。
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