こんにちは、ケンティーです。
今回は12月権利確定銘柄の中でもおすすめのヒューリック(3003)について紹介していきます。
基本データ
ヒューリックは東京23区内の駅近好立地オフィスビルの賃貸を主体に事業を展開している会社です。
不動産物件の賃貸や管理の他にも、建て替えや開発を進めて新しいオフィスや住居を提供する事業も行っています。
不動産事業以外にも、保険関係の業務や高級温泉旅館『ふふ』シリーズの展開を行うなど幅広い事業を展開しています。
- 株価:1285円
- 配当利回り:2.95%
- 優待利回り:0.78%
- 年間配当額:38円
- 権利確定月:6月 12月
株主優待の内容は、カタログギフトが年1回(12月)もらえます。
- 300株以上保有 3000円相当のカタログギフト1点
また、長期保有特典としまして3年以上の継続保有で
- 300株以上保有 3000円相当のカタログギフト 2点(6000円相当)
にグレードアップします。
配当+優待利回りは、3.73%と高い利回りとなっています。
優待は300株以上の保有となりますので、優待を貰うための最低投資金額は38万5500円となっています。
株価チャート
続いて、株価チャートを確認していきましょう。
10年間の株価チャートを確認してみると、株価は安定していることが分かります。
2020年度3月にあったコロナショックの際でも、多少は下げているものの、すぐに株価は回復しており企業の力強さを感じますね。
通期業績
次に通期業績を確認してみると、2021年度は売上高は今のところ非開示となっていますが、その他の項目に関しては過去最高の予想となっています。
中でも、修正1株益(EPS)と配当が右肩上がりに上昇している点は優待や高配当投資家にとってはうれしいですね。
財務状況
財務状況を確認してみると、自己資本比率は23.8%とやや低い水準であることが分かります。
自己資本比率とは、企業の純資産に占める自己資本の割合を示した財務指標の事で、この割合が高いほど、財務の安全性が高い企業という事になります。
簡単にいうと、自己資本比率が高いほど、倒産しにくい会社となります。
一般的に30%を超えると倒産リスクが低いと言われていますが、不動産業の自己資本比率は、規模が大きくなるほど仕入れの金額も大きくなりますので、自己資本比率が下がりやすい傾向にあるといった特徴があります。
まとめ
今回は、ヒューリック(3003)について紹介させて頂きました。
株主優待に関しては300株以上保有で、3000円相当のカタログギフトがもらえ、配当+優待利回りの合計は3.73%というのは非常に魅力的な優待銘柄だと思います。
また、3年以上の長期保有で、株主優待内容が倍になるというのも良い点ですね。
自己資本比率に関してはやや低いものの、修正1株益(EPS)と配当が右肩上がりに上昇していますので今後の成長にも十分期待できる銘柄ではないかと思います。
優待の権利確定月も12月となっていますので、これからウォッチしていき購入の検討をするのも良いのかなと思います。
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