こんにちは、ケンティーです。
今回は米国ETF TECLの銘柄を分析して紹介していきます。
ETFの内容に関してはこちらの記事に詳しく書いていますので、こちらをご覧ください。
TECLの特徴
米国S&P500指数構成銘柄の内、情報技術セクターに分類される銘柄に対して値動き3倍の投資成果を目指すレバレッジ型の米国ETFになります。
レバレッジとは、経済活動において、他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高める事で、1日の値動きの3倍を目指すということです。
上昇に転じれば1日の値動きが3倍上昇する半面、下落すれば1日の値動きに対して3倍下落しますので、ハイリスク・ハイリターンのETFになります。
組入れ銘柄は情報技術や通信機器、半導体、ソフトウェアサービスなどに分類される銘柄になります。
基本的なデータとしては、
- インデックス:S&Pテクノロジー・セレクト・セクター指数の3倍
- 信託報酬(経費率):0.95%
- 株価:78.89ドル
- 配当利回り:0.24%
- 配当実積:0.19ドル
- 組入れ銘柄数:80銘柄程度
- 設定日:2008年12月17日
となっています。
信託報酬(経費率)が0.95%と通常の米国株ETFと比較すると割高に見えるかもしれませんが、レバレッジ型のETFですので妥当な水準となります。
また、情報技術セクターに分類される銘柄になりますので、配当利回りは低く、企業の成長性(株価の値上がり益)に期待したETFになります。
構成銘柄
構成比率の高い8銘柄を挙げると、
- マイクロソフト12.75%
- アップル11.95%
- エヌビディア3.74%
- ビザ1.78%
- アドビ1.62%
- セールスフォース1.51%
- マスターカード1.47%
- ペイパル1.35%
となっており、GAFAMの1角であるアップルとマイクロソフトで24.7%を占めていることが分かります。
その他には半導体銘柄のエヌビディアやビザ・マスターカードなどの決済関係の銘柄が多く占めていることが分かります。
TECLのチャート
続いてTECLのチャートを確認してみると、10年間で約10倍になっていることが分かります。
2020年のコロナショックで暴落をしていますが、そこから右肩上がりに上昇していることが分かります。
ただレバレッジを3倍かけていますので、上昇局面に入ると強い反面、コロナショックのような下落局面になると凄まじいスピードで株価が暴落していくというデメリットもあります。
現在はTECLを73株保有していますが、含み益は24万4123円で60.11%の上昇と凄まじいリターンたたき出していることが分かります。
今後もどんどんハイテク情報社会になっていくと考えておりますので、引き続き成長に期待して保有及び買い増しを行っていこうと考えています。
ただハイリスクハイリターンの銘柄になりますので、全体のバランスを見ながら上手くポートフォリオの一部に加えていきたいと思います。
まとめ
今回はTECLについて紹介させて頂きました。
S&P500の情報技術セクターに分類される銘柄に対して値動き3倍の投資成果を目指すレバレッジ型の米国ETFとなっており、構成銘柄もGAFAMの1角であるアップル・マイクロソフトの比率が24.7%を占めています。
直近の配当金は0.19ドルと低く、インカムゲインよりもキャピタルゲインを狙う商品であることが分かります。
今回実際にレバレッジ型のETFを購入して、保有しないと分からないメリット・デメリットもあるかと思いますので、そういった記事も今後書いていこうと考えています。
またその他にも魅力的なETFや個別銘柄分析紹介の記事も書いていきたいと思いますので、気になる方、興味の持たれた方は読んでみてください。
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