こんにちは、ケンティーです。
今回は米国ETF SPYDの銘柄を分析して紹介していきます。
ETFの内容に関してはこちらの記事に詳しく書いていますので、こちらをご覧ください。
SPYDの特徴
米国S&P500指数構成銘柄の内、高配当利回り上位80銘柄に投資を行うETFになります。
組入れ銘柄は高配当株が中心となりますので、インカムゲイン(配当金)重視戦略の投資家に向いているETFです。
基本的なデータとしては、
- インデックス:S&P500指数 配当上位80銘柄
- 信託報酬:0.07%
- 株価:40.55ドル
- 配当利回り:5.58%
- 配当実積:2.26ドル
- リバランス:1月、7月の半年に1回(年2回)
- 配当時期:3月,6月,9月,12月
- 組入れ銘柄数:80銘柄均等分散
- 設定日:2015年10月22日
となっています。
強みとしては何といっても、配当利回りが5.58%で非常に高いところですね。
また、信託報酬が0.07%と安く、100万円の金額を運用しても年間でかかる信託報酬は700円となっています。
また、リバランスも1月と7月の年2回行われますので、配当利回りの高い80銘柄に自動で分散投資をしてくれます。

【2021年最新版】バカでもわかる米国株ETF投資術【初心者】【高配当投資】【買い方】: 資金がない 損したくない 人はこれ一択
- 作者:立花 信二
- 発売日: 2021/01/26
- メディア: Kindle版
セクター比率
- 金融:26.96%
- 不動産:16.65%
- エネルギー:11.62%
- 公益事業:10.21%
- 情報技術:9.66%
- 通信サービス:7.44%
- 素材:6.93%
- 生活必需品:4.38%
- 一般消費財・サービス:3.84%
- ヘルスケア:2.31%
- 資本財:0%
セクター比率を確認してみると、金融が26.96%と最も多く、次いで不動産が16.65%、エネルギーが11.62%で上位3セクターで全体の約55%を占めている事が分かります。
高配当銘柄ETFの為、金融・不動産セクター比率が高く、情報技術セクターなどの割合が低くなる傾向にあります。
その為、配当還元の低いGAFAM(グーグル・アップル。フェイスブック・アマゾン・マイクロソフト)といった成長企業には投資が出来ないといったデメリットもあります。

【2021年版】初心者から成功者続出 世界一わかりやすい 高配当投資「新興国株」教科書:【有料級ノウハウ特典付き】資産を20倍以上にできる投資法とは?【初心者】【新興国】
- 作者:たかみや
- 発売日: 2021/03/31
- メディア: Kindle版
SPYDのチャート
続いてSPYDのチャートを確認してみると、2020年のコロナショックで大暴落をしていますが、現在は設定来から見ると最も高値をつけている状態となります。
チャートを見ても分かる通り、暴落時には弱いですがそれ以外に関しては株価の大きな成長は期待できないものの、株価は安定していますので配当金重視での投資と考えれば1つの投資先候補としては良いのかなと思います。
まとめ
S&P500の配当上位80銘柄に連動したETFとなっており、金融や不動産、エネルギーなどの配当利回りが高い銘柄に投資する形となりますので、配当金重視の投資家に向いている銘柄となります。
ただ、チャートを見ても分かるように暴落局面では弱いといったデメリットもありますので、他のETFと組み合わせて購入するといった買い方が良いのではないかと思います。
SPYD1つに集中投資するのはおすすめできませんが、ポートフォリオの一部に組入れて運用するのであれば高い配当利回りを誇っていますので購入するのも良いのではないかと思います。
今回紹介したSPYDのようなETFのように、米国には様々なETFがたくさんあります。
今後もこのようなETFの記事も書いていき、個別投資は怖いけどETFなら購入してみようかな、投資始めて見ようかなと思ってくれる人が一人でも増えてくれたらうれしいですので、今後もよろしくお願いいたします。
~おすすめ書籍紹介~
私自身投資を始めて間もないですが、初めに投資を始めるきっかけとなった書籍を紹介させて頂きます。
- 【バカでも稼げる 米国株高配当投資】
- 【お金が増える 米国株超楽ちん投資術】
米国株投資の書籍になりますが、初めて読んだ私でも非常に分かりやすく、投資を始めて見ようときっかけになった本です。投資に興味を持ってる方や今後始めて見ようと思っている方はぜひ参考にしてください。