こんにちは、ケンティーです。
今回は投資家に人気の米国ETF QQQの銘柄分析を行います。
そもそもETFとは?
ETF(Exchange Traded Fund)の略で、上場投資信託の事を指します。
ETFは株式と同じように市場で自由に売買できる投資信託です。
特徴としては、最初から複数の株に分散投資されているお弁当の詰め合わせパックのような商品となっていますので、あまりリスクを取りたくない人や、初心者の方におすすめです。
投資信託とETFの違いは?
投資信託の特徴
- 1日1回価格が変動する
- 取引は1日1回
- ETFと比較すると信託報酬が少し高い
- 100円くらいから購入できる
ETFの特徴
- リアルタイムで価格が変動する
- いつでも自由に売買できる
- 投資信託と比較すると信託報酬が少し安い
- 2000円くらいから購入できる
投資信託とETFの特徴を説明しましたが、ETFはリアルタイムで価格が変動するので株と同じようなイメージになります。
個別株と違うところは信託報酬がかかることです。
信託報酬とは、投資のプロに運用をしてもらうので、その手数料を払わなければならず、投資信託やETFを保有し続けている限りずっとかかるコストになります。
QQQの特徴
米国にある世界最大の新興市場(ベンチャー)向けの株式市場で、ハイテク・IT企業を中心に上場しているナスダックの時価総額上位100社との連動を目指したETFになります。
基本的なデータとしては、
- インデックス:ナスダック100指数
- 信託報酬:0.2%
- 株価:342.01ドル
- 配当利回り:0.51%
- 配当実積:1.76ドル
- 組入れ銘柄数:103銘柄
- 設定日:1999年3月10日
となっています。
セクター比率を確認すると、情報技術・通信サービス・一般消費財の3セクターで約85%を占めていることが分かります。
このセクターの中でも組入れ銘柄や比率が気になるかと思いますが、GAFAMと呼ばれるグーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン・マイクロソフトのIT企業5社にテスラを加えた6社で約50%と占めています。
この6社を除いた97銘柄もネットフィリックスやインテル・スターバックス等誰もが一度は聞いたことのある銘柄で構成されており、世界的に見て最も勢いのある会社で構成されていることが分かります。
QQQのチャート
続いてQQQのチャートを見てみましょう。
チャートを見るときれいに右肩上がりになっていますね。
株価も10年間で、約7倍以上に上昇していることから非常に強く、5GやAIに関する技術が伸びていく事が予想されるため、今後も非常に期待のできる銘柄(ETF)の1つではないでしょうか?
まとめ
今回は、ETFの中でも特に高パフォーマンスに期待できるQQQを紹介させて頂きました。現在米国株企業を牽引しているGAFAM+テスラを中心とした構成銘柄という事で、今後も長きに渡って期待のできるETFだと私は思います。
個別でGAFAMの1つであるアマゾンを購入するためには、1株当たり約3399ドルもかかってしまいますが、QQQですと342ドル 約10分の1で購入でき、なおかつ分散ができるというのは非常に魅力的かと思いますので、気になった方は購入の検討をしてみては如何ですか?
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